天皇賞秋の優先出走権

秋の盾を掴む!天皇賞秋の名勝負

優先出走権が付与されるレースは、3歳クラシックのみとイメージする人も少なくありません。
しかし、2014年からは古馬のG1にも、前哨戦の勝ち馬には優先出走権が付与されるようになりました。
天皇賞秋の優先出走権を獲得できる前哨戦は、3つあります。
時期的に一番早く開催されるのは、オールカマーです。
オールカマーは例年9月の中山競馬場で開催されており、近年は出走していませんが、過去には地方競馬の所属馬も毎年参戦していました。
距離は芝の2200mとなっており、芝の2000mで行なわれる天皇賞秋に条件が似ています。
そのため、夏のローカル重賞を勝ち上がった上がり馬や、大目標に向け早めに始動する馬が出走するレースです。
最近ではオールカマーを使い、天皇賞秋やその後のジャパンカップ、有馬記念でも活躍する馬も増えています。
オールカマーは、他の優先出走権が獲得できる前哨戦に比べると、天皇賞秋まで間隔を開けることが可能です。
しっかりと間隔を開け疲れを取ってから本番の天皇賞秋に迎えるので、調整がしやすいとされています。
だからこそ、天皇賞秋から続く古馬のG1レースで、多数の活躍馬を輩出しているのかもしれません。
毎日王冠は、本番である東京競馬場で行なわれる前哨戦です。
有力馬が集うレースとして毎日王冠も知られていて、本番に負けない豪華なメンバー構成になることも珍しくありません。
メンバー構成が豪華になる理由は、本番と同じ東京競馬場であることと同時に、距離が1800mであることも挙げられるでしょう。
本来は1600mを得意とする競走馬も、本番前の腕試しとして出走することも多くなっています。
そのため、非常にレースのレベルが高く、過去には競馬史に残る名勝負が繰り広げられたこともありました。
事実天皇賞秋に直結しやすいレースと言われているので、毎日王冠は要注目のレースです。
関西で優先出走権を獲得できるレースは、京都大賞典です。
京都大賞典はオールカマーよりも距離が長く、2400mで行なわれています。
そのため、長距離を得意とする関西馬が多く出走するレースです。
近年は京都大賞典を使っても、距離短縮を避けて天皇賞秋には出走せず、ジャパンカップに向かう競走馬もいます。
しかし、有力な関西馬が始動するレースの一つのなので、勝ち馬が天皇賞秋に出走してくれば侮ってはいけません。
天皇賞秋の優先出走権を獲得できる3つの前哨戦は、どれも有力馬集うレベルの高いレースです。